interfacial tension
interfacial tensionは、物理化学や界面化学の分野で用いられる専門用語です。一般的に馴染みのあるsurface tension(表面張力)は、主に液体と気体の境界(表面)における力を指しますが、interfacial tensionは、液体と液体、あるいは液体と固体の境界(界面)における力を指します。つまり、surface tensionはinterfacial tensionの一種であると言えます。
物理的なメカニズムと影響
この力は、異なる二つの相が接触しているとき、その接触面積を最小限に抑えようとする性質から生じます。例えば、水と油のように互いに混ざり合わない液体同士の場合、この界面張力が高いほど、二つの液体は分離しようとする傾向が強くなります。逆に、界面活性剤などを加えてこの力を弱めることで、油滴が細かく分散し、乳化状態を安定させることが可能になります。
実用的な文脈での使い分け
学術的な論文や技術報告書では、対象が気液界面であるか、液液・液固界面であるかによって厳密に使い分けられます。
surface tension:水面などの、液体と空気の境界について述べる場合に使用します。
interfacial tension:油と水の境界や、コーティング剤と基材の境界など、二つの凝縮相の間に働く力について述べる場合に使用します。
意味
互いに混ざり合わない二つの液体間、または液体と固体の界面に存在する、界面の表面積を最小限にしようとする凝集力のこと
The interfacial tension between oil and water determines the size of the droplets formed during emulsification.
油と水の間の界面張力が、乳化の際に形成される液滴の大きさを決定する。